はぁぁぁっ!子供かわいぃぃいい!
こんにちは。兼業主夫育児ガチ勢のOtoです。家事育児に彩られた人生の1ページを書き綴っております。
「母性らしきものが生まれた話」をします。
子供はぶっちゃけそこまで好きじゃない
基本的に、子供がそんなに得意じゃない。嫌いというわけじゃないけれども、ご飯何杯でもいけるほど好きでもない。
我が子だから世話はするけど、他人の子供を見てもきゃーお子様ー!!!みたいにわちゃわちゃはしゃいだりしない。(あれはきっと特定の性格の人に特有なパフォーマンスに違いない)
だから、自分の子供はもちろん可愛いが、それは子供全般が好きかどうかとは別な話と思っていた。
ましてや、他人の子供を見て、はぁぁぁぁ〜!子供かわいいぃぃぃぃぃ〜なんて感じるわけがないと思っていたのに。
育児ノイローゼ
やがて子供が生まれ、ぼんやりする暇もなく兼業主夫0歳となった。
子供がまだ地べたを這いつくばる生物だったうちは体力的にきついことはあっても、精神的にやられるということはない。だって相手はまだ精神的存在ではないもの。
でも、子供が徐々に人間性を帯びるにつれて、「意思の疎通」ができない場面、というか単に「言うことを聞かない」場面が多くなる。
こうなってくると、イライラすることが増え、そのイライラは子供へと伝播し、子供はますますデカい声で泣く。
その声がまた人を苛立たせるためだけに開発されたボカロなんじゃねーかと言わんばかりの代物で、イライラここに極まれり!
そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にかこちらの精神もすっかりクサクサしてしまい、生命エネルギーは枯れ果てて身体のあらゆるスイッチが切れて電源OFF状態に。
育児どころかトイレに行くことすらめんどくさくなる始末で、これがアレかと。育児ノイローゼかと。
そういう時には人間解放宣言などして妻に全部ぶん投げたりしながら、あまり重症にならないように背負った荷物を早め早めに下ろしていく。
そうやってなんとか日々をやり過ごしていると…
これが…まさか「母性」というやつか…!
それまで感じたことのない、子供かわいいぃぃぃぃ!が不意に胸を締め付けてきたくらいにして。他人の子供もやたらと可愛く見えるのだ。
初めは分からなかった。
「もしかして…これが母性ってやつかも…」
育児ノイローゼを何度も経験するうちに、このノイローゼ状態を乗り越えるためには、子供が可愛いと心から思えるように自分を書き換えるしかない!と脳味噌が判断したんだろう。
子供すげぇ👶
そうして、あまりノイローゼにならずに過ごすことができるようになりましたとさ。
ではまた。
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