ほめる。とりあえずでいいから「ありがとう」と言う。監督しない。
こんにちは。兼業主夫育児ガチ勢のOtoです。
世の中僕が想像する以上に家事育児をやらない夫が多いようでこんちくしょうなんですけど、彼らはどうすれば協力すんのか、ちょっと考えてみました。多分、この先を読むと不快になる人もいると思います。
ほめる
ここから先はOtoが夫婦で育児をするというときに感じた主観オンリーで書くので、「うちはそんなんじゃない」とか「ソースを出せ」など言われても「知らんがな」になります。それから、人によっては「なんでそんなことまでしなきゃいけないの!」と感じる人もいるかもしれませんが、それについても「知らんがな」となります。
では進めます。夫を育児に協力させる方法その1は、「ほめる」ことです。
男って、基本的に幼稚なんすよ。単純で、いつだって世の中を白と黒に割り切りたがるし、割り切った世界で自分は白だとか思ってるわけ。いくつになっても下ネタで盛り上がるし、元カノは今でも自分を好きに違いないとか思ってるんすよ。
そのうえ、大半の人が自分の能力を過信してる。多分僕もそう。有名な調査があります。日ごろ運転する人に「自分の運転技術は平均以上だと思うか?」という質問をすると、7割の人が「そう思う」と答えるらしいです。
平均って真ん中ってことだから100人いたら50人は平均以下のはずなのに、70人は「自分は平均以上だと思う」と答えている。つまり、自信過剰なやつが多いってこと。
だから、「ほめると喜ぶ」。ほめてもらえたら、単純だから「自分は育児の能力もある」って素直に信じちゃって、もっとほめてほしいから頑張るんすよ。単純だから。
もし夫が育児関連の何かをしたときには、まず「ほめて」ください。
とりあえず「ありがとう」と言っとけ
上にも書いたように男って単純だし自信過剰。その上に競争好きで競争の結果得られる「見返り」に強く惹かれる傾向がある。
だいたいの動物でそうだけど、オスは争うんすよ。メスをめぐって命を懸けて戦っちゃったりするし、食べ物をめぐってケンカするのもだいたいがオス(カブトムシみたいに)。
なぜかって、それが自分の力を示す一番単純な(ここでも!)方法だし、見返り(メスとか食べ物とか)がもらえるから。要は、繁殖するために必要なのは邪魔者を排除するってことで、それは競争に勝つってことで、それに積極的になる遺伝子が進化の過程で生き残ってきたということ。人間も同じ。
見返りが欲しい。あげましょうよ。とりあえずでいいので。「ありがとう」の言葉で十分です。
- ・家事育児は家族のことだから、見返りなんかなくたってやるのが当然。
- ・自分(妻)がやってても何も言ってくれないから自分から言うのはイヤだ
- ・自分(妻)はナチュラルにやるので「ありがとう」のイメージがない
いろいろあると思います。全部分かります。
でも、ほんとにとりあえずでいいので、言ってなかった人は「ありがとう」と言ってみましょう。男はマジで単純なので、その一言で妙にやる気になっちゃったりするもんなんです。単純で、競争好きなので。「勝った!」とか思うんでしょうね。
監督しない
でもさらにめんどくさいことに、男はプライドが高い。
自分ができないやつだって認めたくないんすよ。
育児って、結構スキルが必要で、ある程度経験を積まないとなかなかうまくできないことが多いですよね。オムツ替えるのも、抱っこするのも、寝かしつけるのも、ミルクあげるのも、離乳食作るのも、全部ノウハウとスキルの塊。
それをポッと出の新入社員よろしく夫が突然やろうとしたって、当然うまくできるはずがない。「そんなはずない!おれは何でも平均以上にできるんだ!」と思ってる夫氏も、ひそかに挫折してるんです。
そんな時に、監督妻氏が出てきて、親切心からやり方を丁寧に教えてあげようとするとどうなるか。
「おれのやり方が間違ってるというのか!」と謎のブチギレをかまされたり、そうでなくても不貞腐れたりする人が少なからずいるはずです。
なぜなら、男は単純で競争好きでプライドが高いので。
教えられたくないんです。
だから、あまりに見てられない場合以外は、神の目線で優しく見守ってあげてください。よほど子供に危険が及ぶとか、床がう〇ちで汚れそうとか、0歳児にハチミツ食わせようとするとか、そういうことでもなければ、コーヒーでも飲みながら「あぁ、へたくそだなぁ」とぼんやり放置プレイでだいじょうぶです。
やり方を教えてくれって言ってきたときに、ここぞとばかりに教えてあげてください。
以上、主観に満ち満ちたお話ですが、誰かのお役に立てたなら幸いです。
それでは。
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