近所のスーパーでの出来事です。
こんにちは。兼業主夫のガチ育児野郎Otoです。ブログ訪問ありがとうございます。ここは育児と家事に人生をささげる兼業主夫の人生悲喜こもごもを述べつづるブログです。
今回は、父親が育児をすることに対する世間のイメージ、というかむしろ「偏見」を垣間見たときの話です。もしかするとこの内容自体僕の偏見が入っているかもしれませんが、悪しからず。
母親が子供を連れていると周囲の目線は子供へ向かうのに、父親が子供を連れていると周囲の目線は父親へ向かう
ある日のこと。子供を連れてお買い物へ行った時のことです。僕が一人で子供を連れて近所のスーパーへ行ったとき、ちょっとしたことで子供が泣き出してしまったんです。
何がきっかけだったかすらもうよく覚えていないけれど、とにかく大泣きであやすのも大変。とりあえず抱っこして、買い物もそっちのけでいろいろとやってみたけれどしばらく泣き続けて結局買物はあきらめて帰る、ということがありました。
んで、偏見を感じたのはその時の周囲の反応です。
スーパーに限らずいろんなところで子供が泣いているのはよくある話で、僕も何度も目にしたことがあります。そういう時たいていそばにいるのはお母さん。まわりの人たちは、「泣いている子供」に目を向けます。
でも、僕が泣く子を抱っこしているとき、周囲の視線はほとんど「僕に」向いていたのです。実際、数人の方(全員ご年配の女性)から「お父さん大変ね」「慣れないだろうけど頑張ってね」と声をかけられました。
その時僕はすでに兼業主夫歴1年を超えて、十分育児には慣れていたし子供が泣くことにも特にテンパることもなく(主観的には)冷静に対処していたと思います。
もちろん周囲の方も心配して声をかけてくれたわけで、別に僕に対して特別なにか言いたいわけではなかったと思います。優しさの現れです。いい世界です笑
それでもやっぱり父親というのは「育児には慣れていないもの」、「母親とちがって大変」、「子供も父親より母親のほうが良くて大泣きしてる」(←これは言い過ぎかも^^;)と思われてしまいがちなんだと実感してモヤモヤしたというわけです。
男性の育児参加も問題だけど、こういう世間のイメージも問題だよね
昨今男性の育児参加が社会的にも求められるようになっており、家庭や職場で少しずつ変化が起こっています。
イクメンという言葉ももうすっかり常識になったし、兼業主夫も珍しくなくなってます。
でもまだやっぱりこういうイメージは根強くあるもので、父ちゃんの育児に多少ともマイナスなこととなっております。僕もあの時はなんだか悲しいなーと思った記憶が…。
各所にあるキッズスペースにも、子供から目を離さないようにしてください、という意味を込めて「ママ、ちゃんと見ててね」という張り紙がされてたりします。
誰も悪くないんです。僕に声をかけてくれた方々は本心でそう思ったのだし、もちろん子供のことも心配してくれたのです。張り紙だって、作成した人はただ子供から目を離してほしくないということでそういう張り紙を作ったに違いありません。
僕も別にそういうイメージを批判したいわけではなくて、ナチュラルにそういう発想になってしまう何かが世間にはあるんだな、ということを肌で感じたという話です。
でもそのナチュラルさが、育児への男性参加、それと表裏一体である女性の社会参加に少なからず影響しているのだろうとも感じています。
でも多分だんだんと良い意味でイーブンになってくるはず
でも、最近は共働き家庭も増えているし、企業の育休も少なくとも社会的関心事になっているし、育児や仕事にまつわる男女の性差みたいなものは、だんだんと無くなってイーブンになってくるはずです。
社会情勢が変われば世間の考え方も変わるし、徐々に普通になってくることでしょう。その時にはきっとこんなブログも価値は無くなるのかもしれませんが(今もあるのか分かりませんけど…笑)、そうなった世の中のほうが、僕は生きていきやすいです笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた。
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